豊前市の県立青豊高でこのほど、県警生活安全総務課と豊前署による性犯罪防犯教室があり、女子生徒約500人が参加した。県内の高校で女子生徒だけを対象にした防犯教室は初めて。生徒たちは被害に遭わないよう、真剣に聴き入った。【出来祥寿】
県警によると、人口10万人あたりの性犯罪発生率で福岡県は05、06年連続で全国ワースト1。秋に入っても性犯罪被害が減少しない傾向にあり、防犯意識を高めてもらおうと教室を企画した。
豊前署の西川創二郎生活安全課長が「女性として聞きたくない点があるかもしれないが、自分の身は自分で守る意識を持ってほしい」と強調。県警の担当者は、被害者の精神的ダメージが大きく「心の殺人」ともいわれる強姦や集団レイプ、強制わいせつ事件が県内でも多数起こっていることを例を挙げて説明。被害を避けるには常に警戒心を持ち、襲われたら最後まで激しく抵抗することなどを指導した。また、護身術の実技もあった。
3年の女子生徒は「性犯罪が身近なところで起きている現実を知りました。これからは人通りの多い明るい道を歩きたい」と話していた。
〔京築版〕
11月28日朝刊
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